びわ茶ついて

「びわ茶」の栄養成分は"茶"と名前がついているものの、一般的な緑茶とは大きく異なっています。
まず特筆すべき成分は「アミグダリン」と呼ばれている物質です。
これは葉に多く含まれている"青酸配糖体"と呼ばれる物質で、青酸と名が付くとなにやら怖くもありますがびわを始め"ウメ、アンズ、モモ"などのバラ科植物に広く含まれています。

 


まだ「アミグダリン」については詳しい研究が進んでいないものの、美肌や美髪に効果があったり癌の予防にも役立つのではないかと様々言われており、研究結果が待たれています。

 

またこの「アミグダリン」の効果は古くから伝えられており、民間療法として「びわの葉」を直接患部に貼るなど生薬として用いたり、「びわの葉」の上でお灸をすえることで鎮痛作用があるとされています。
これ以外にも栄養成分には「ビタミン類、葉酸、クエン酸」なども豊富に含まれており、特にビタミンAとして働くカロテンの一種である「βクリプトキサンチン」が豊富になります。

 


この「βクリプトキサンチン」は"皮膚、粘膜、消化器官"などを正常に保つ働きがあり、また疾患予防としては"高血圧、がん"などに効果を発揮します。

 


また女性の方は特に気を使う"アンチエイジング"にも効くとされている栄養成分も多いので、最近では日本茶やウーロン茶などの定番のお茶を飲むのではなく、あえて「びわ茶」を選択してこちらの方を多く摂取している方も非常に多くおります。

「びわ」は古代に中国より持ち込まれ、現在では全国各地で見かけることができるとても身近な植物です。

冬の寒い時期に開花して3月から4月頃になると結実し、春先になると街のあちこちで薄っすら黄色掛かった小振りな果実が見られ、その時期の風物詩となっています。

 


「びわの実」はそのまま皮をむいて食べても良いですし、ジャムやお菓子などに加工されて食されることも多いのですが、産地の方では葉を乾燥させて「びわ茶」として飲用する事も多くあります。
中国では古くから「びわ」が健康に良い事が知られており、古い仏教の経典には"大薬王樹"として登場しており、実だけなく「びわの葉」も万病に効く"無憂扇"と呼ばれる薬として用いられてきました。

 


国内でも中国から持ち込まれると同時にその薬効についても伝えられており、奈良時代の頃には薬として用いられている事が記録に残っています。

 

現代でも「びわ茶」を飲む習慣はすっかり定着して伝わっており、やわらかい味わいで大変な人気を呼んでいます。
また味だけでなく"健康、美容、ダイエット"などをはじめ、あらゆる面で人間の身体に良い効果をもたらすお茶として評判を呼んでおり、近年の健康ブームとともに生産量は増加し販売量も右肩上がりだといいます。

 


ただスーパーなどではあまり商品を見かけることがなく、健康食品の販売店やインターネットの通販サイトを通じて「びわ茶」を購入するという方が非常に多くおられます。